「似合う」だけじゃない、真珠選びの大切なポイント

こんにちは。大阪イベントでご一緒させていただいている色彩コンサルタントの「ひろかも」です。

これまで2回にわたって、実際にオーダー会で出会ったお客様を例に、真珠の色や輝きと「似合う」の関係についてお話ししてきました。

今回も、同じお客様のお話をもう少し続けたいと思います。

前回ご紹介した「テリテリのピンク」。実は、この真珠をお勧めしたのには、もう一つ大切な理由がありました。

それは、ご本人の「好き!」というお気持ちです。

ネックレスをご試着されている間、何度もこんな言葉を口にされていたのでした。

「うわあ、キラキラ〜」
「やっぱりキラキラはいいですね」
「キラキラ大好きです〜」

しかも、本当に嬉しそうに。

私は普段から、お客様が繰り返し使われる言葉を大切にしています。何度も自然に出てくる言葉には、その方が大切にしている価値観や好みが表れていることがよくあるからです。

なのでこの方にとって「キラキラ」は、とても心惹かれるものなんだな、と感じたんですね。

さらにこの日は、お気に入りのジュエリーをいくつかお持ちくださっていました。

どれも品質が高く、美しい輝きを放つものばかり。

それらと組み合わせて身につけることも考えると、ご試着された真珠には同格の光沢感があり、コーディネートの相性も申し分ありません。

つまり、外見的な特徴から見ても似合う。そして、ご本人の好みにも合っている。

「テリテリのピンク」をお勧めしたのは、そんな理由もあったのです。

ところで、このお客様がご試着中におっしゃった、もう一つ印象的な言葉があります。

「わあ、これ、当てるとピンクってハッキリ分かりますね」

オーダー会では何本ものパールネックレスを、白いトレイや布の上に並べてご覧いただきます。

黄みがかったもの、ピンクっぽいもの、白っぽいもの。

色の違いは何となく分かっても、正直どれもハイクオリティな珠ばかりなので、「違いがよく分からない」とおっしゃる方も少なくありません。

まして、それを身につけたらどんな印象になるのか、なかなか想像しにくいものです。

ところが実際にデコルテに当てて、鏡の中でご自分の姿と一緒にご覧になると、その微妙な「違い」が思った以上にハッキリすることに気づかれます。

このお客様も、何本かのネックレスを順番に試されながら、

「結構、違うものなんですね」

と驚いていらっしゃいました。

そうなんです。

真珠だけを見比べることと、自分が身につけた姿を見比べることは、同じではありません。

お顔まわりが明るく華やかに見えるもの。肌の色に自然に馴染むもの。真珠そのものの存在感が際立つもの。

そして、身につけた瞬間に思わず「好き!」と感じるもの。

実際に試着してみることで、初めて気づくことがたくさんあります。

パーソナルカラーは、自分に似合うものを見つけるための有効な手がかりです。

でも、それだけで「この一本」と決まるわけではありません。

どんな場面で身につけたいのか。手持ちのジュエリーとどう組み合わせたいのか。そして何より、自分自身がどんな真珠に心惹かれるのか。

そうしたことも含めて、ご自分にぴったりの一本を見つけていただきたいと思っています。

繊細な光沢や色合いを持つアコヤ真珠だからこそ、ぜひ実際に試着して、鏡の中のご自分と一緒に見比べてみてください。

思いがけない発見があるかもしれませんよ?