「テリテリ」の真珠が似合う、その理由

こんにちは。大阪イベントでご一緒させていただいている色彩コンサルタントの「ひろかも」です。

前回は、大阪のオーダー会で出会ったお客様を例に、似合う真珠と「イエベ・ブルベ」の関係について書きました。

そのお客様に似合ったのは、少し黄みを感じる、優しいピンクの真珠。

でも実はもう一つ、とてもよくお似合いになる真珠がありました。

それが、前回の最後に登場した「テリテリのピンク」です。

同じピンクでも、こちらは光沢感がかなり強め。真珠ならではの、奥行きのある豊かな輝きが印象的です。

ではなぜ、こちらの真珠もよく似合ったのでしょうか。

その理由は「明暗のコントラスト」です。

私がその方のお顔を拝見したとき、特に印象的だったのが目元でした。

瞳の色そのものは、真っ黒ではなく明るめのブラウン。ところが瞳の輪郭は暗めでくっきりしています。白目との明暗差もしっかりあるので、明るい瞳なのに目力がある。

これは「イエベ春」の方によく見られる特徴の一つでもあります。

では、そもそも「光沢が強い」とは、どういうことでしょう。

ものに光が当たると、強く光を反射する部分は白く明るく、影になる部分は暗く見えます。この明るい部分と暗い部分の差が大きいほど、私たちは強い光沢や輝きを感じます。

つまり、テリの強い真珠には、くっきりとした「明暗差」がある。

このお客様の目元にも、白目と瞳の輪郭との間に「光と影」のコントラストがありました。

テリテリの真珠と、ご本人がもともと持っている「明暗差」、そこに共通する要素があったのです。

パーソナルカラーで「似合う」を考えるとき、私はこの「共通性の調和」をとても大切にしています。

その人自身が持っている色や明るさ、鮮やかさなどの特徴と、身につけるものとの間に共通する要素があると、全体として調和して見えやすくなります。

明暗コントラストを見る材料は、目元だけではありません。

肌と髪、肌と瞳など、お顔全体の中にどれくらい明暗差があるかも判断材料になります。ただ、目の印象はお顔全体に与える影響が大きいため、私はまず目元を優先してチェックしています。

反対に、白目と黒目の境界が柔らかかったり、瞳の輪郭があまり強くなかったりする方の場合、強い光沢のものをお顔まわりにつけると、真珠だけが目立ってしまうことがあります。

ジュエリーは華やかなのに、逆にご本人の印象が控えめに見えてしまう。

そんなときは、もう少し穏やかなテリの真珠を選ぶことで、ご本人とジュエリーの釣り合いが取りやすくなります。

今回のお客様の場合は、テリテリの真珠をつけても、真珠の存在感にご本人が負けませんでした。

もともとお持ちの柔らかな雰囲気をそのまま生かすというより、テリの強い真珠によって、さらに「華を添える」感じ。

普段づかいというより、フォーマルシーンやパーティ・観劇など華やかな場所へのお出ましに、とてもよく映えそうな印象でした。

ここでまた、真珠選びに新しい問いが生まれます。

日常で出番の多いものを選ぶのか。
ドレスアップしたときに映えるものを選ぶのか。
それとも、自分が見た瞬間に「好き!」と心惹かれるものを選ぶのか。

「似合う」が一つではないからこそ、何を基準に選ぶかも大切になってきます。

この続きはまた、近いうちに。